書きたいので書く。 私はどれだけの優しさに包まれてきたのだろう。 そしてその優しさを、どれだけ蔑ろにしてきたのだろう。 私は、自分こそが正しいと思っていた。周りのクラスメイトなんてみんな馬鹿で、私を理解してくれる人はこの世にほんの一握りなんだ…
割れた。 喧嘩の声は聞こえていた。 ケチャップでもこぼしたのかなって思った。 割れてた、私の、大切なもの。 小学校低学年から、ずっと私はこの赤い下敷き一筋だった。 音符が踊るファンシーなものにも、英字の入ったオシャレなものにも、私は惹かれなかっ…
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